ギター製作#2

2/26(金)
中川さんより連絡があり、ギターに使う木材の一部が届いたとのことで工房へ。
偶然にも工房は、自宅から自転車ですぐ行ける距離にある。
情報と体験との差を思うと、日々変化していく過程に直に触れていられるのは、なんて贅沢なことだろう。




















アメリカ産のウォルナット(くるみの木)。
持ってみると、持ち上げるときの予想よりずっと重く、両手を使ってやっとこさ。
側にあった他の木はもっと大きく、ひとりでは動かせない…




















さっきの木は、ギターボディの背面になるとのこと。
これだけの重さの木が、これだけの部分にしかならないと知ると、
いま使っている楽器への思い入れさえ深まる。
だけではなく、椅子や机にさえ。





















木の詳細な産地や、どういう過程で伐採〜保存(乾燥)されたか、中川さんはひとつづつ丁寧に説明してくれる。
楽器職人として普通のことなのかもしれないけれど、それは自分が何かひとつのことに対してでさえ持ちえていない想いの深さに思える。

内田樹さんが、自分の住まい兼道場を作ったときのことを綴った『ぼくの住まい論』という本。職人さん(の自信)への憧れが、いまよくわかる。読んでいると、いまの自分のことがおのずとリンクして想起される。

一本だけビールを空けて休憩、再生可能な電力の話を聞く。
つくることができなくても、選ぶことならできるのだろう。選ぶことに真剣になるうちに、自分も何か作りたいという思いは自ずと生まれるかもしれない。残したい、というほうが近いかもしれない。

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