製作を依頼しているギターが、
いよいよかたちになり始めた。
音楽やギターのことはもちろん、
友達としてもたくさんの話をしてきたことが、
具体的な形のあちこちに見て取れるのがとても嬉しい。
デザインのためのデザインであってはいけない、とは柳宗理の言葉。
形にならなかったものも、無駄なものではない。
作品には時間をかけることでしか生まれない、
ほのかな気配のようなものがあると思う。
もしかすると人にはわからないものかもしれないけれど、
自分にわかるかどうかが肝心なことだ。
模型に触れているうちに、
自分がこれまで芸術に触れて感じてきた感情が、
なつかしく思い出された。
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