2010年11月21日

嫁の展覧会

昨日は、西九条FLOATで開催される「嫁の展覧会」に行ってきた。
内容は、嫁の展覧会ではなくて音楽のライブです。僕のライブでもギターを弾いてくれているルイ・リロイ・田中氏が参加するyometen(というバンド)による企画。
普通のライブハウスみたいなところではなくて、がらんとした工場倉庫のような場所に機材を持ち込んでの演奏。その場所自体の雰囲気もさることながら、それぞれの出演者の演奏もすごく良かった(魚雷魚の演奏に間に合わなかったのが残念だったけれど)

それに、何といっても、自分たちの力だけで面白いことをやろうという空気が溢れているのがとても居心地が良かった。こういうイベントを作っている人たちがいるのが嬉しく、久々に感動した。

イアン・マッケイが「新しいアイディア、新しいアプローチというものは2000人の前では起こらない。そういうのは20人~25人が目撃するものなんだ」と言っていたインタビューをふと思い出す。まさにそんな感じだった。何十万人ものひとに観て欲しいとまでは思わないけれど、こういう場所に一緒に来たかったなあと思う友人なら何人もおもい浮ぶ。

すこしずつ、良い熱気が拡がっていけばいいなと思う。ようやくドラマーとの演奏も再開、新しいバンドも始める。自分もしゃんとしないとだ。帰り道、ずいぶん寒くなった夜の空気が心地よくて、気が引き締まった。

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