2011年5月14日

春のしらべ

少し前にこの映像を観て、初めて知ったケヴィン・コイン。なにか心を揺さぶられるものがあって、気になっていると、バンドメンバーが東京に行ったときにCDを見つけて、買って来てくれました。ありがとうございます。


このライブ映像の最後でも言っているけれど、CDのライナーノーツを読んでいると、音楽活動を始める前はセラピストやソーシャルワーカーとしてメンタルホスピタルで働いていたとのこと。自分自身も落ち込んでいたときに書いた曲だ、って紹介している。
と、そういうエピソードを抜きにしても、自分のいる場所から、言うべき事を持って歌っているのがすごく伝わってくる。こんな風に、堂々として、核心に迫ってくる歌が歌えるようになればどんなにいいだろうと思った。が、そういう憧れ方をするべきではないのかもしれない。

自分のできる事とか、するべき事とか、したい事とかと付き合いながら、じっくりと待つことだ、と言い聞かせてみる。歌をつくるというのはすごく自然で簡単な事なんだって、そういえば、自分の好きな人たちはみんな言ってる。それを不自然に絞り出してはいけない。
この前ムーミン読んでたら、スナフキンもそう言ってた。
きっと春の調べは訪れるはず。

2 件のコメント:

  1. ケヴィン・コイン、確かダグマー・クラウゼとの共演盤もあったはず。日本では過小評価過ぎるミュージシャンだって。

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  2. hamatani22.5.11

    それ聴いてみたいなあ。
    この前、友人に貸していたスラップハッピーのCDが返って来たので、久々に聴いていました。ダグマークラウゼの歌、すごくいいですね。
    そういやクルト・ワイルのカバー集も誰かに貸しっぱなしだ。いずこへ…

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