2015年4月27日

5/3(日) 雲州堂ライブのこと

2~3ヶ月に一度くらいのペースで続けている雲州堂での自主企画。
いつも自分たちが好きなミュージシャンのライブを、
「自分たちが観たい」「ささやかながら紹介もしたい」
くらいの小規模なイベントですが、
あまりに愛想がないというか、あっさりしすぎているのかなと思ったので、
たまには、出演してくれる方の紹介文というか個人的な感想を書こうと思います。

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【カニコーセン】

















1年くらい前、偶然に観たライブは「シャボン玉ジャンボリー」というイベント。
場所は、今回と同じ雲州堂。

遅れて到着したせいで、
観ることができたのは出演者全員での大団円の場面だけでした。
カニコーセンさんの曲をみなで合唱してる中、
ご本人はマラカスを振って、wikipedia の解説文を読み上げていた。

会場と明らかに温度差がありながらも、自分も小声で合わせて歌ってしまう。
良い曲だなと思ったので、アルバムを買って、
帰りの電車で歌詞カードを読みながら、「良いな」「すごいな」と思った。
どんな音楽に乗せて歌われているのかとわくわくしたのを覚えている。

そのときの2枚のCDRでは、『family affair』もときおり聴いたけれど、
最近購入した『抜髪』というアルバムは、
ずば抜けて良くて「悔しい」とさえ思った。

カニコーセンさんの音楽は、
1曲1曲も、すごく良かったり面白かったりするし、
特に好きな曲というのもあるけれど、
全体から伝わってくる音楽への態度自体に、一番惹かれる。

良い意味で距離があるというか、
感傷過多でも、何かをやっつけるような否定的なものでもない、
「音楽なんてそんな大それたものじゃない」という感じだろうか。

変に生真面目ぶらず、自分が本当におもしろいと思うものを制約せずに作れているように思えて、歌詞のテーマの広さや、カバー曲のチョイス(替え歌)から作っているときのおもしろさがこちらにまで伝わってくる。
それが歌詞やアレンジから、ジャケット写真まで一貫して感じられる。
(違ったらすみません)

自分にない才能や資質を感じるからこそ、余計にすごいなあと思うのかもしれないけれど、こういうスタンスでものを作るのは誰にでも出来る事ではないと思う。
ちゃんとライブを観たことが無いので、分からないことも多いながらにそう思います。

今回、初めてライブを観るのを、自分の楽しみにもしているけれど、
他の人にとってもそうなると嬉しい。初めての方は特に。
ぜひ。
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5月3日(日)
雲州堂 にて
  (会場HP: http://www.iori-unshudo.com)

出演:
カニコーセン、BLIND LIGHT ENSEMBLE

時間:
12:30(開場) / 13:00(開演)

料金:
¥1,000 ( + 1drink)

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