少し前から聴きたくてたまらない曲があったので、手回しで再生するが、
当然のごとくピッチもテンポもゆらぎまくる。
歌詞カードを見ながら弾き語りしてみる。
オリジナリティとか何もなくて、ただ出来るだけ原曲に近くなるように。
ずっと昔「だれそれの新曲が出た」というと、
楽譜が発売されることだった時代があるという記事を読んだことがある。
自分で演奏したり、
楽器が弾ける人のところにその楽譜を持っていって、演奏してもらったり。
そういう関わり方に憧れを持ちながらも、
注文していたレコードプレイヤーが今日やっと届いた。
再生すると、
やっぱり作った人が演奏するのを聴くのが良いなあと思い、
一貫性のないことよ。
探してみたらyoutubeにもあったのか…
しかしまあ、自分で歌いながら曲を覚えるのは久しぶりで楽しかった。
近頃、暮らしのバランスを崩しているみたいで、
人が作った歌や物語をたどってみるのが、リハビリのようだな。
取り込んでしまった処世術のせいで、取り戻さないといけないこともある。
感傷的な問題じゃなくて、ただ日々を乗り切るための助けだ。
Tin Foil
大みそか、紙ぼうしをかぶってはしゃぐ
受け入れがたった、君も死ぬことがあるなんて
たどった夢は5歳の君に行き着く
肩にとまった鳥がささやく
「さようなら」
動くものは動きを止め
集めたものは散り散りに
築いたものは崩れるだろう
君の夢は荷を降ろす
イーブル・カニベルが枯れ草から飛び出す
事故ったときの彼のほうが好きだった
ライザ・ミネリはひと月ベッドに居て過ごす
ぜったい人工衛星が頭上に落ちてくるはずと信じてた
動くものは動きを止め
集めたものは散り散りに
築いたものは崩れるだろう
君の夢は荷を降ろす
昨日、自分の墓を掘る夢を見た
じっと待てる場所へと下る
地底のひんやりした空気を吸い込むと
カラスが来て、おれの頭に巣を作った
動くものは動きを止め
集めたものは散り散りに
築いたものは崩れるだろう
君の夢は荷を降ろす
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