2016年10月16日

日記

10/15(土)
この前の木曜日は、ベアーズでライブ。
それなりに真剣に準備してライブをやって、ともだちに認めてもらったり、共演の方から声をかけてもらったり、何かしら気持ちも充足感があって、
そこまでは「やってよかったなあ」なんだがな。
ちゃんと反省点だとか今後の課題だとか、せっかくライブをしたあとなんだから、共演者の演奏を観て感じた事だとか、 思い返して整理したら学ぶ事もあるかもしれないのにな。
良いことなんかないとわかっていながらSNS,フェイスブックやめたらやめたで、ツイッターとか見たり。 喉元過ぎたみたいにだらだら。自分を制御するって難しい。それじゃあ演奏の抑揚も不安定なはずだ。
今更なあ…とは言い訳。とにかく、何か思い返して書き出してみよう。 ということで、ライブの感想など。

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  ▪︎ 10/13(木) 難波ベアーズにて















いまはせいぜい2,3ヶ月に1度くらいのライブだから、 せめて毎回新曲づくりを課していこうとその1回目。 新しい曲はやってよかった。 やりたかったことの片鱗は伝わった感触はあるし、終演後に話に花が咲いたり。住吉にはむかし海があった。
 一度人の耳にふれたことで、自分の中で曲がすこしこなれた感じがある。 改作の余地のある歌詞は、気持ちが続いているうちに書き上げないと駄目になってしまいそうだから、この休日で仕上げよう。
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中川さんに作ってもらった新しいギターのセッティングは、リハ参加できなかったなりに狙い通りにいったし、ちゃんと伝わったんじゃないかと思う。
音作りは、大まかな部分までなら家でも手ぶらでも、自分次第でどこでもやれるんだとも再確認。
このギターの音作りのことです。
     ↓
Shenandoah

アンプの音と生音のブレンド加減はまだまだ試行錯誤中。
前はエレキっぽくなりすぎたので、今回はピンマイクをメインに、アンプの音は小さめ。
この日は、聴きに来てくれていた製作者の中川さんからも良い感想を聞けて一安心。
中川さん自身も、ライブで楽器がしっかりいい音で鳴っているのを始めて耳にして安心した模様でした。




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ライブの時間配分がうまくできなかったのは反省。曲がぎりぎりまで定まらずに時間計算できず。レパートリーのだいたいの演奏時間、譜面にでも書き残しておこうか。
「あと一曲と、ちょっと」時間があるときの、その「と、ちょっと」の部分の活路も見出したい。貧乏性。

あとは、最近立って演奏しているので、いまさらながら足幅の取り方問題が浮上。ストラップの高さも。腰かけて歌うよりも考えることが増えるけど、そういう意識を持ってネットで人の演奏の写真とか動画を見ていると、意識が散漫になりにくくて気持ちが少し楽でいい。

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対バンは3組。

寺田遼一さんは、自分の出番前であまりゆっくりとは見れず。
同じギター弾き語りのスタイルなので、見るところはいろいろあって、
フットレストを上手に使ってるなあとギターの構え方をじーっと見たり。
自分も持っているけれど、椅子の脚が長くて足がぶらぶらするのが嫌で両足を置くためだけに使ったり、我ながらひどいフォームでした。

Douglas は、ソルジャートークの頃のクレイオラのように重低音の土台がない鋭利な感じが、殺伐としててよかったです。
終演後にベースの方と話していて、「革命的な表現ってどんなでしょうね」みたいな話題になり、いい言葉だなとハっとする。そういう、何か面白いことすごいことをしたいという思いはいまの自分に足りてないと思う。
独りきりで戸口を閉められない弱さに逃げ場をあたえると、少しずつ確実に自分の気持ちが平坦になっていくなと、そうなりたくなかったよなと思い返す思い直す。

Hatonoband は、電子機材をたくさん使っていて、システムを紐解こうと頑張りながら観ていたがわからず挫折。
昔、初めてEric Chenaux って人のライブを観た時にも、 Freeze という機材の存在を知らなかったので、「なぜギターであんな音が出せるのだろう」と散々考えて友達のギタリストのルイリロイくんに電話したのを思い出す。
答えを知ると単に機材ひとつで解決することだったのだが、別にそれでがっかりしたというわけでもなく、デモンストレーション以上の音楽的な演奏だったことに改めてすごいなあと思ったり。自分はいまだに使いこなせていない。
話は戻って Hatonoband の機材で、タッチパネルで周波数とかいろいろと操作しているものがあって、ライブでそういうのを見聞きするが初めてだったので、おかげでこれまで好きだったエレクトロニクスを使った音楽のアプローチが、ほんの少し理解できるようになった実感があって、ありがたい経験だったなと思います。

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…ライブ追記、おわり。

こんな風に考えを整理しようとライブの事を思い返してみると、おのずとまた近々演奏したいなあと思うが、そういえば何にも決まってないんだよな…
自分で機会を作ることもしないといけないのだろうけど、出演できそうなライブがあれば、どなたかお誘いください。平日は「いつでも大丈夫」というわけでもないですが、なんであれ連絡をいただけると嬉しい。どうぞよろしくお願いします。

浜谷俊輔
連絡先:hamaya.mail[#]gmail.com
     * [#] を@に変えてお送りください。

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